コスモス苑月寒 スタッフブログ
私的な読書感想文
趣味は読書と自負する介護課長が、お勧めの一冊をご紹介する
「私的な読書感想文」、今回は名著『スマホ脳』に以上に有益性
の高い一冊のご紹介です。
『運動脳』 アンデシュ・ハンセン・著 三舩由美子・訳 サンマーク出版
有酸素運動が人間の脳にもたらす効用については、2009年に刊行された
名著『脳を鍛えるには運動しかない!』が有名ですが、本書はよりシンプル
にわかりやすく(文字も小さすぎず、行間も広い)、運動が脳にもたらす効用
を説いています。
私事ですが、昨年12月下旬に妻がコロナ陽性になり、濃厚接触者として年末まで
自宅待機を強いられました。自宅待機中は基本的に外出を控えるため、恐ろしい
運動不足に陥ります。特に私は徒歩通勤が毎日の大事な運動習慣なので、それが
数日間できないことによる(脳への)ストレスはかなりのものでした。自宅に
エアロバイクがあるので隙間時間で漕ぐのですが、やはり徒歩通勤には敵いま
せん・・・。
本書では運動と「うつ」の関係性にも触れていますが、特に有酸素運動は脳に
とって有益だとされています。運動によって免疫力を上げて、病気を予防する。
まだまだコロナ禍が続きますが、2023年も抗っていきたいと強く思います。
コスモス苑 介護課長
開設20周年と40床増築のこと
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ブログでも再三書いて参りましたが、コスモス苑は今年の10月で開設20周年を迎えることとなりました。
これも入居者様、ご家族、地域の皆さまのご理解ご協力があっての賜物と心から感謝しています。
またその周年に花を添えるような嬉しい報告があります。
かねてより希望していましたコスモス苑増築が札幌市より認可され、
定員100名の施設になることが決定いたしました。
今年の夏前に着工し来年の春、運営開始となる予定です。
現在の設計では、正面玄関庇の上に2階3階と増やし40床の居室を作る予定です。
いまコスモス苑に入居希望で待機していただいている方に、
一刻も早く入居していただくよう工事を急ぐつもりでおります。
苑庭での工事になるため、工事車両の出入りや機械音など、
皆さまに一時ご迷惑をおかけすることもあろうかと思います。
ご理解をお願いいたします。
詳しい工期の日程や駐車の仕方などについては改めてご案内いたします。
春前には詳細が決定しますので、今しばらくお待ちください。
いずれにしても今年は、コスモス苑、彩世会の新しい歩みの始まりの年となります。
今後ともよろしくお願いいたします。
コスモス苑 施設長
クリスマス会&年末のご挨拶
12月21日~23日にかけて、特養各フロアでのクリスマス会を実施しました。
クリスマス感たっぷりの装飾の中、ハンドベルや影絵、スライドショーなどの余興で楽しんでいただきました。
クリスマスの食事は職員お手製です。
エビピラフにチキン、はたまたいなり寿司などを召し上がっていただきました。
そしてデザートには手作りのケーキも!
チキンを片手に、きれいに召し上がって下さる入居者様も多く、「こんなに食べて下さると嬉しいね」と職員で感動しておりました✨
プレゼントを渡しにサンタクロースも登場!
各フロア無事プレゼントもお渡しすることが出来ました。
これで年内大きな行事は終了となりました。
そして年内最後のブログ更新となります。
ご家族の皆様
感染対策において面会が行なえない期間が多くある中、ご理解ご協力をいただきありがとうございました。大きな感染拡大もなく、職員一同まずは安心している所でございます。
来年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します。
冬至
札幌もすっかりと冬景色となりました。
札幌の初雪は11月16日でしたが、今年は平年よりも15日遅い観測となったそうです。
今のところ除雪に追われることなく過ごすことができていますが、北海道の朱鞠内
では今日時点で積雪136㎝との事。
さて今年の冬は昨年の様なドカ雪の年になるのでしょうか?
そして今年も残すところあと半月・・・。
師走はクリスマスに大晦日、そして大掃除と皆様も日々慌ただしい毎日のことと思います。
先日そんな中、家族がぽつりと「今年の冬至はいつだっけ?」と。
「冬至」すっかりと忘れていました・・・
1年で最も昼の時間が短くなる日ですね。
皆さん、なぜ冬至になぜかぼちゃを食べるのでしょうか?
かぼちゃは皆様ご存じの夏野菜ですね。
かぼちゃは熱帯モンスーン気候に属する南国カンボジアを経て日本に渡ってきた
野菜だそうです。
昔は冷凍技術が無かったため、常温でも比較的長く保存が可能な食材だったため、
冬に食べられる事が多い野菜のひとつでした。
また栄養価も高く、「風邪予防」に効果的との事で冬至にかぼちゃを食べる
ことに結びついたと考えられているようです。
今年の冬至は12月22日
古き良き日本の風習
徐々に忘れられつつありますが、我が家も今年は当日にかぼちゃのいとこ煮が
食卓にのる予定です。
コスモス苑 生活相談員
職員のつぶやき:23年前に思いを馳せる・・・
2022年カタールワールドカップ、グループリーグを見事1位で突破した
日本代表ですが、決勝トーナメントでPK戦の末クロアチアに惜しくも敗れ、
ベスト16の戦績で今大会を終えました。今大会こそはベスト8まで進出
できるのではないかと大きな期待もありましたが、堂安選手の活躍などで
スペイン戦を勝利で飾ったことが、個人的には一番感動しました。
スペイン戦と言えば、23年前の1999年、ナイジェリアで開催された
ワールドユース選手権が思い出されます。決勝戦で無敵艦隊スペインに
4-0で大敗し、結果は準優勝でしたが、日本サッカーが世界に一番近づ
いた大会だったと思っています。
※準決勝のウルグアイ戦で小野選手がイエローカードの累積2枚目で決勝戦
に出場できず・・・それがなければ!
当時の主なスタメンはFW:高原選手、MF:小野選手、本山選手、小笠原選手、
遠藤選手、DF:中田(浩)選手、GK:南選手と、後のフル代表にも選出される
メンバーで構成されていました。小野選手と本山選手は大会優秀選手にも選ばれ
ています。
・・・と、感慨にふけっている間に、昨日クロアチアがブラジルを破りベスト4
進出を決めました。準決勝はメッシ率いるアルゼンチンとの激突!もうしばらく、
ワールドカップから目が離せません!
コスモス苑 介護課長
20年目のお色直し
このブログを書いているのは、2022年12月2日金曜日。寝不足です。
というか、昨晩はほとんど寝ていません。
同じような方がいらっしゃると思うのですが、2022カタールW杯日本対スペイン戦を観戦してしまいました。
同点から逆転のゴールを日本が決めたとき、早朝で近所迷惑を顧みず絶叫してしまった。
世界レベルのスポーツは、にわか愛国者を作ってしまいますね。
閑話休題。
再三私のブログで書いていますが、コスモス苑は来年20周年を迎えます。
人に例えると20歳はまだまだ若く、これからという時期ですが、
建築物はそろそろ色々な所が傷み始めて補修をしなければならない時期になってしまいます。
コスモス苑も例外ではなく、大規模ではなくとも備品や躯体の補修が必要になって来ました。
開設時に初期投資を十分にしたことで、建物そのものは全く問題がなく、耐震性も申し分ありません。
ただコスモス苑のシンボルともいえる(初めて来苑される方に施設の目印としてお教えする)
赤いとんがり帽子の煙突の塗装が剥げ、かつ高熱を防ぐ鉄板が剝がれているのを、
ようやく塗りなおすことにしました。
塗装作業なので期日は天候に左右されます。
いつ、とは決められませんが年内には終える予定。
近々鮮やかに生まれ変わってみなさまにお披露目できると思います。
コスモス苑 施設長
余暇、行事活動について
話題はコロナでもちきりですが、明るい話題で盛り上がりたいところです。
皆さんご存じ、北海道日本ハムファイターズ。
うちの娘が胸の前で手をクロスし、「BIGBOSSっ!」とよくやっています。
BIGGBOSS効果恐るべし!
来シーズンから「BIGBOSS」改め「新庄剛志」監督となるそうですが(笑)
そして本拠地が北広島市、「エスコンフィールド北海道」に移転となるのも大きな話題の一つだと思います。
大いに盛り上がっており毎日話題も尽きません。
コスモス苑にはファイターズ好きな入居者様、職員がたくさんおります。
初雪も降りました。
これからの時期。ストーブリーグの話題で入居者様と楽しんでいきたいと思います。
そして話は変わりますが、先日11月10日(木)には再開後第2回目の音楽療法、癒音コスモスが実施されました。
入居者様が楽しそうに歌を口ずさんでいる姿を見ていると、これが本来のコスモス苑の光景だよなと、コロナ前の光景がフラッシュバックされます。
コーヒーやケーキを召し上がっていただいていた「喫茶」についても、現在再開に向けて調整を行なっている最中で、
11月下旬〜12月上旬にプレオープン予定となっております。
今後も一つ一つ入居者様の楽しみに繋がるような活動を企画、実施していきたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します!
介護総主任
久しぶりの外食行事
新型コロナウイルスが流行し3年。
様々な規制から日常生活のスタイルが一気に様変わりしました。
当苑入居者様、ご家族様共にご協力いただき、札幌市内数ある特養施設の中
当苑は今までクラスター発生なく経過しております。
入居者様、ご家族様のご協力あってこそと感謝の毎日です。
ご面会や外出行事等制限続き、少しずつ緩和できるところはと日々職員で検討を
重ね、条件付きではありますが面会の再開のご案内が出来た所です。
そしてもう一歩、何か入居者様の楽しみに繋がることは出来ないかと考え、
今回10月12日~10月24日の間、外食行事を行いました。
不安があったと思いますが、ご家族様からも同意も頂け無事に開催する事が
出来ました。そしてお店の方のご協力にも感謝です。
久しぶりの外の空気、そしていつもと違う雰囲気でのお食事に、参加頂いた皆様の
表情もいつもより輝いている様に感じました。
「美味しいね」「うまかったよ」「楽しかったね」との言葉に、私達も自然と笑顔に。
外出後、体調不良の方もおらず無事に終えることができ、ホッと一安心しました。
現在、道内、札幌市内の新型コロナウイルス感染者数も増加傾向です。
今後の動向によっては、再度様々な制限のお願いを入居者様、ご家族様にご連絡する事が
あると思います。
私達も施設でのウイズコロナの形を日々検討して参りますが、引き続きご理解、御協力の程
よろしくお願い致します。
コスモス苑 生活相談員
約2年ぶりの音楽祭♪
コスモス苑では2020年の10月まで、毎月「音楽療法:癒音コスモス」を
実施していました。元々は毎月1回、各階で参加を希望される入居者様に
4階ホールにお集まり頂き、毎回約30名の方が参加されていた、入居様が
最も楽しみにされていた行事の1つです。
しかし、2020年1月以降にコロナ感染症が流行してからは、それまでの
全体開催から規模を縮小し、各階毎での開催に切り替えました。それでも
コロナの感染流行の波には抗えず、2020年の10月を最後に活動を一時
休止の判断をせざるを得ませんでした。
ようやく2022年9月にコロナ第7波が収束の兆しを見せた為、感染予防に
十分留意しながら、今月から再開の判断に至りました。
今回は10月13日10時から約50分間、2階フロアでの開催です。
当日は「世界の国からこんにちは」「里の秋」「証城寺の狸囃」「リンゴの唄」
「ハッピバースデイ(10月生まれの入居者様)」「星影のワルツ」「夕焼け
小焼け歌唱」「故郷」の曲順に、プログラムが展開されていきます。
参加された入居者様は思い思いに音楽を楽しまれ、リラックスして
頂くことができたと思います。バースデイお祝い歌唱時には涙を流さ
れる方もおられ、感情表出が豊かになるのも音楽療法の魅力の一つ
だと感じています。
次回は11月10日(木)、3階フロアで開催予定です。
コスモス苑 介護課長
レインボープライド2022
先月の17、18日に渡って開催されたレインボープライドに参加して
きました。コロナ禍で2年間休止になっていましたが、久々の
開催です。それも例年パレードを中心とした一日だけの催し
だったのが、規模を拡大して二日間の企画になりました。
すでにご存じの方も多いとは思いますが、レインボープライドは
性的マイノリティーであるLGBTQの方々が中心となって(当
事者)その人がその人らしく生きられる社会の実現を目指す
運動です。歴史も古く、札幌は1996年から始まり、少しの休眠
を挟んで今の形に発展してきました。
また札幌市そのものも取り組みは早く、パートナーシップ制度
を2017年に政令指定都市としては全国初の宣言をしています。同
性婚の権利を認める制度ですね。私もずっと応援し、参画してき
ました。
レインボープライドのスローガン「この街で 私らしく生きる」は、
私ども彩世会の理念と共通するものがあると思っています。法人
理念「その人らしさを尊重し、安心して暮らし通える施設を目指す」。
LGBTQは価値観ではなく、人権の問題です。どこまでもその人の人権
を守り抜くこと。理念を忘れずに、日々たゆまぬ努力を続けたいと
思っています。
コスモス苑 施設長
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