コスモス苑月寒 スタッフブログ
春よ来い🌸3階大和魂
つい先日、ニュースを見ていて驚きました。
なんと、本州では「潮干狩り始めました🍉」「日中最高24℃🌞」・・・!
一方札幌はまだ気温一桁な時間帯も多いですよね。
そんな中でも札幌にも春はすぐそこにやってきているそうです。
全く実感わきませんが・・・(;^^)笑
今年の北海道の桜は記録的に早い開花となっているとのことです。
4月15日開花。4月21日満開。
見頃は4月20日~24日。
幸い予報では今のところ天気も持ちそうなので
お出かけの際はここを狙ってドライブに行くのがおススメです✨
実は苑でもお花見ドライブを企画しているので🚙
そこまで桜さま・・どうか、どうか散らずに咲き誇ってください・・・と
願ってそわそわしている次第です。
そういえば、私事になりますが、新卒の頃とてもお世話になった
素敵な歳の重ね方をされていた事務員の女性が
窓の外に見える桜を眺めながらこう一言呟いたんです。
「あと何年桜の花びらを見られるかしら・・・」
その横顔が綺麗で、なんだかとても印象に残っているので
毎年桜の時期になるとその方の言葉を思い出しては
桜の咲いている通りまで少し遠回りしてでも
今観よう。今の桜を今観よう。と心がけています。
桜ってほんとに健気で
1年待ってやっと咲いたのに、輝くのは一瞬、
満開になると必ず空から春の嵐がやってきて、
雨と風が仲良く桜を散らせてしまう。
だからこそ、観られる内に観ておきたい。
その想いはご入居者様も同じだと思っているので、
満開の桜、御見せしますよの精神で挑んでおります🔥
そして、そんな想いから
3階フロアのある職員が立ち上がりました。
彼は毎年桜に命を燃やす大和魂厚い人柄でお馴染みなのですが、
今年は更にパワーアップ。
「本物の桜を咲かせてみせる!」
本気と書いてマジと読む、その熱い想いがやがてみんなを動かし、
一枚一枚丁寧に紡いでやっと一輪、また一輪・・・
フロア内に本物顔負け?!の桜の花が・・・
今は7分咲きくらいでしょうか・・・🌸
これ、なんと本物の木の枝を使っているんです。
もちろん、桜の木ではなく、ちゃんと法にも秩序にも則って
許可を得て採取させていただいた木の枝です。
お時間ありましたら是非、面会の合間に
3階、魂の桜をお楽しみくださいませ・・・・❤
完。
3階フロア
2階フロアのご紹介!
シアターキノ。
25年前、「1人で映画を観るのがかっこいい」「シアターキノで
映画を観るのがかっこいい」と思っていた若かりし頃を思い出します。
前回の施設長のブログでした。
四半世紀がたちました。
改めて、2階主任になりもうすぐ1年。
松原と申します。
2Fフロアの日々の暮らしをお知らせできればと思っています!
4月になりまして、少しずつ春を感じて頂きたいと、手作りおやつ
レクレーションを行いました。
抹茶スコーンと抹茶プリン。
日本の春、感じて頂けたでしょうか。
入居者様から「美味しいよ」と、優しいお言葉を頂きました。
楽しい時間を過ごして頂けたかなあ・・・
日々の暮らしの中で、小さな喜びを入居者様と一緒に
探しながら今年度もスタートです!
2階フロア
KINOという居場所
それは狸小路6丁目にある、30年前に1スクリーン60席の劇場で始まったミニシアター。
今は2スクリーンに増え、100名と60名を収容することができる小屋に成長しました。
シアターキノ、が正式な劇場名。
オーナーである中島夫妻が札幌の映画文化を守りたいと、市民有志に出資を募って作り上げた小屋です。
映画こそ20世紀が生んだ(発明は19世紀ですが)最高の芸術の一つと信じてやまない私は、
子どものころから時間があれば映画館に足を運んでいました。
本と映画で人生を学んだ。
札幌の映画館も時代の流れに勝てず、どんどん閉館してしまいました。
今ではシネコンが二つ、サツゲキというミニシアターよりは少し大きい劇場。そしてキノ。
シネコンは収益優先のためどうしても掛ける作品は大作中心になってしまう。
けれどキノは中島夫妻の確かな眼で選ばれた良心的な世界各国の映画が観られます。
そして何よりキノに一歩足を踏み入れたときに広がる、壁一面の監督や俳優たちのサインと一言。
キノがどれだけ映画人に愛されているか良く分かります。
そのキノが昨年30周年を迎えて、いろいろな記念企画を行いました。
その一つに『若き日の映画本』の出版があります。
キノに関わりの深い監督や俳優、評論家、作家たちに執筆を依頼し、若い時にお勧めの作品を書いてもらった本。
執筆者ごとに装丁や活字を変える工夫がなされていて、読んでいても見ていても飽きさせません。
市内大型書店でも購入できますが、出来ればキノで何か作品を鑑賞してから
モギリのコーナーで買ってほしいと思います。
私の最高の癒しの場です。
コスモス苑 施設長
4月~春🌸
春の日差しが心地よい日が増えてきました。
年度末となり、各部署では来年度に向けて行事予定をたてる時期です。
4月!今現在、花見の計画をしております🌸
札幌の桜開花は4月23日とのこと。
目的地は各フロアで検討中ですが、日程調整を行ない外出が可能な方については
どしどし参加していただこうと考えております。
そして、4月にはフロアでの喫茶を実施します☕!!
計画を練ってからなかなか実施には漕ぎつけず…。
ケアマネと共にここで宣言をさせていただきます。
乞うご期待! -coming soon-
介護総主任
入居者様の日常のご様子です。
私的な読書感想文
『がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方』
関本 剛 著、宝島社
本書は神戸市でがん患者の在宅ホスピスケアに取り組み、約1000人の
看取りに携わってきた医師のノンフィクションです。筆者は昨年4月に、
45歳の若さで逝去されました。
2020年に単行本が発刊され昨年文庫化されたのですが、その作品紹介文に
は「『運命』の受容と抵抗のノンフィクション」と綴られています。
それまで「看取る」側だった医師が末期がんの診断を下された時、その宣告
をどう「受容」し、そしてどう「抗う」のかが、克明に記されています。
文体も洗練されていて、当時の筆者自身の心情がとてもリアルに伝わり、
宣告を受けてからのご家族との関りの部分は、特に感銘を受けました。
筆者の生涯については昨年8月の神戸新聞のWEB版でも取り上げられて
おり、母であり同じ在宅クリニックの院長でもある関本雅子医師の「最期
は、医師として、親として、私を超えた」というインタビュー記事も非常
に印象的です。
YouTubeでは生前に撮った貴重なビデオメッセージも公開されていますが、
まずは本書を一読されることをお勧めします。必読の書です。
コスモス苑 介護課長
🌸ひな祭り🌸
今年は雪解けが早く、例年に比べ春の訪れが早い予感がします。
3月3日はひな祭りでしたね。
コスモス苑も各階自慢のひな人形を飾り、そして各階それぞれ
入居者様のお力を借り、甘い美味しいデザートを作りお祝いをしました!
ある階では職員が作る甘酒の香りがフロアに流れ、いつもと違う雰囲気から
入居者様の表情も柔らかに・・・。
各階それぞれ工夫を凝らしたデザートに、これまた皆さま表情も緩みます。
季節を感じて頂けるよう、また普段食欲がわかない方でも、視覚や嗅覚から
美味しさを感じて頂けるようにと、各階職員工夫を凝らし、今年度最後の
各階行事を無事に終えることができました。
来年度も皆様に楽しんで頂ける行事を企画させて頂きます。
コスモス苑生活相談員
私的な読書感想文
先日、始業前に当苑施設長から衝撃の一言が・・・。
「今度、村上春樹の新作が出るって知ってた?」え?ネットや
新聞にもそんな情報は・・・と、朝からの吉報に多少の興奮を
覚えながら光の速さでネットで検索すると「村上春樹、6年ぶり
の長編小説」の文字が!
喜びと共に、前作『騎士団長殺し』が刊行されてから6年経った
のか・・・と感慨にふけりながら、今回は個人的に筆者の作品で
一番好きな小説をご紹介します。
『国境の南、太陽の西』 村上春樹 著、講談社文庫
氏の作品の中では比較的マイナー(?)な作品かもしれませんが、
数ある作品の中ではファンタジー要素が少なく、日常の中で描かれ
る主人公の青春・青年時代から大人として家庭を持ち仕事で成功
するも様々な葛藤に向き合う過程が、ミステリアスな恋愛要素と多様
な人間関係を織り交ぜながら展開されます。
物語は比較的淡々と進みますが、物語としての完成度が非常に高く、
読んでいて飽きることなく最後まで楽しませてくれます。
個人的に隠れた名作と思っているので、氏のファンで未読の方は
ぜひご一読を!中編小説なので、サクッと読めます。そして来る
べき4月13日に備えましょう!
コスモス苑 介護課長
節分で厄払い!! 👹💦
2月3日は『節分』。
1年の厄を払い福を招く大切な日です。
しかしここはコロナ禍。
小声での「鬼は外っ!福は内っ!」にご協力いただきました。
しっかり力強く鬼へ豆を投げる方、はたまた鬼を気遣い豆を差し出される方など。
入居者様のご性格が垣間見える瞬間です。
豆まきを終えた後は、手作りデザートを召し上がっていただきました。
恵方巻をイメージしたものや、クリーム入りのプチどら焼きなど。
なかなかクオリティ高くないですか!?😲🥰
厄を払い、腹も満たされる1日となりました。
今月22日は生寿司の日もございます。
今年もまずは入居者様の胃袋から掴んでいけたらと思っております。
介護総主任
💛ワクワク餅つき新年会💛3階
皆さま、明けましておめでとうございます🎍から早1か月が過ぎましたね・・・(笑)
改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます✨
皆さま、お正月はどのように過ごされましたか?
初詣は行きましたか?
お餅は食べましたか?
おせちは食べましたか?
私は、そのどれもせずにお正月が過ぎ去りました・・・(;^^)
静岡出身の私は、おせちと言えば錦玉子🥚
これが甘くてとっても美味しいので、お正月でしか手に入らない錦玉子を食べるだけで
もう一年頑張れるのですが・・・なんと今年はスーパーで出会えなかったのです。
そこでもう心が折れてしまったので、私の中のお正月はなんとも味気なく過ぎ去りました・・・(´;ω;`)
しかし、そんな私にも楽しみは待っていたのです!
それが1月26日に行なった新年会です✨
お餅は普段お正月でもあまり食べない職員がちらほらといて、私もその中の一人なのですが・・・
みんなで力を合わせてぺったんぺったん
今年こそ疫病退散!と願いを込めたつきたてほやほやの柔らかいお餅はなんとも愛らしく、
少し味見しましたが、とても美味でした❤
施設長も主任も気合を入れてつき始めましたが
ご入居者の皆様のお元気な「よっこらどっこーい!」
「いいねー!もっと腰入れて!」の声援や
腕まくりして一生懸命力強くつく姿には
何か勇気や希望のようなものをもらえた気持ちがしました。
笑いのセンスやユーモアがあるご入居者の皆さまのおかげで一同大笑い😊
今年一年の明るい未来が見えた気がして嬉しく思いました✨
ご入居者の皆様には安全面を最大限考慮し、事前に栄養室全面協力のもとご用意した
特殊な柔らかいお餅の入った愛情たっぷりのお汁粉で
お腹も心も温めていただきました。
「大、大、大満足よ(#^^#)」「ずっとお餅食べたかったの」「柔らかくて美味しいねえ」
と喜んでいただけて、「本当にこちらこそそんなに喜んでいただけてありがとうございました」
と思った職員でした・・・
おわり🍊
3階介護職員
大晦日の一部もご紹介!!!
札幌時計台
ブログの更新は施設長、介護課3名で順にアップさせて頂いております。
毎回順番が回ってくると、「さて何を皆様へ・・」と考え込んでしまうのが実情です(笑)
さて今回は何を皆様へ発信しようか・・・
先日、所用から久しぶりに札幌の街中へ出かけることがありました。
時計台の前を通りがかり、ふと小学生の時に写生会にて時計台へ行ったことを思い出しました。
生まれも育ちも札幌ですが、今まで時計台を外からは眺めていましたが、中に入ったことはなく、
時間もあったため初めて時計台の中へ。
来館時が丁度12時近くとの事で、12時の鐘が鳴る前に時計台の歴史などについてボランティアの方より
お話を伺い、12時の鐘を時計台の館内で。
皆様ご存じと思いますが、時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」
1878年に建設されたとの事。建設当初は時計塔はありませんでしたが、近隣住民に時刻を知らせる物が
なく、1881年に塔時計を付けて札幌の標準時刻を住民に知らせる重要な役割を果たしていたそうです。
1903年に農学校が現在の北海道大学の場所へ移転となり、演武場を札幌区が借り受け、1906年札幌区が
時計台を買い上げたと共に、道路整備のため100m程南に移動しました。
1970年に国の重要文化財に指定。
時計台の時計機械は鳩時計と同様の振り子時計で、動力には重りを使い、原形のまま正確に動き続けている
日本で最古の塔時計との事です。
時計機械はアメリカのボストン市ハワード社製。平成21年「機械遺産」に認定され、重りは小石を木箱に
詰めたもの。その小石は豊平川の小石だそうです。重りを鉄にすると錆びてしまい正確な時刻を刻むことが
出来ないため、石を使用したそうですよ。
現在も週2回重りの巻き上げを人の手で行なわれているそうです。
長年札幌市民でありながら、そのようなことは全く知らず・・・
旅行に行き、その地域の事を知ることも良いですが、自身が住んでいる歴史を知ることも大切だあと
感じた1日となりました。
コスモス苑 生活相談員
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