洋食ランチはいかがでしょうか。

2019-04-24

毎月24日は一冨士の日。給食委託業者である一冨士フードサービス(株)

さんが企画して下さるイベント食の日です。

2017年度から委託を開始し、今年で3年目を迎えました。入居者様・デイ

サービス利用者様・職員にも『一冨士の日』が定着しており、デイサー

ビス利用者様には『一冨士の日、楽しみにしているよ』と声をかけて頂く

事もあります。

 

さて、今回は昔懐かし洋食メニューの提供です。昭和レトロをイメージした

メニューを考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食時の巡回で皆様に感想を伺うと『すごく華やかだね』『珍しいね』等々。

『昔、洋食屋さんや喫茶店でこんな料理を食べましたか?』とお聞きすると、

『若い頃にね』と答えて下さる方、『田舎者だから、こんなの初めて』と

仰る方。

洋食が大衆化された世代だとばかり思っていましたが、地域によってはまだ

まだ洋食が行き届いていなかったのだと知り、勉強になりました。

 

通常メニューでは昼食に果物が付きますが、今日は特別にプリンアラモード

です。『こういうの大好きなの』と、笑顔で真っ先にプリンを召し上がって

いる方もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来月の一冨士の日は毎回好評『デザートバイキング』を予定しています。

お楽しみに。       

                         月寒コスモス苑 管理栄養士

 

編集後記:

趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んで気に入った本を

「私的な読書感想文」としてご紹介します。

 

『ルージュ~硝子の太陽~警部補 姫川玲子』 誉田哲也 著、光文社文庫

 

姫川玲子が主人公の人気シリーズ『ストロベリーナイト』の一作品である今作。

冒頭から残虐なシーンで始まり随所にハードな場面が描かれている為、読み手

にも覚悟が必要だと思います。それでも、最後のクライマックスで姫川が叫んだ

台詞は現実世界での理不尽な殺人事件に対する怒りを代弁しており、姫川玲子の

真骨頂が感じられます。

 

同時に、第一作ストロベリーナイトで姫川が過去に法廷で叫んだあの名シーンが

彷彿され、読んでいて一気にボルテージが上がりました。もちろん全体のテンポも

良くミステリー要素もあるので、対をなすクライムサスペンス『ノワール~硝子

の太陽~』とは違う意味で、警察小説として楽しめます。

 

文庫本の表紙も秀逸で、主人公の姫川と表題作の「ルージュ」を絶妙に掛け合わせた

デザインに、思わず痺れます。以上、お勧めの一作でした。

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