4月14日:全体研修を実施しました。
昨日4月14日、月寒コスモス苑にて全体研修を実施しました。
今回の研修テーマは今話題の「マイナンバー制度について」です。
「札幌市出前講座」の一環で、札幌市総務局 情報システム部シス
テム調整課課長 長沼秀直様にお越し頂き、マイナンバー制度の利点
や要点について、わかりやすくご教授頂きました。
マイナンバー通知カードは既に各世帯に届いているものの、施行前
から制度の運用に対しての批判も多く、まだまだ普及には時間がかかると
言われています。
しかし実際に市の職員の方からお話を聞くことで、マイナンバー制度その
ものを身近に感じることが出来ました。特に利点だなと個人的に感じたのは
「最寄りのコンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書が取得できるようになる
」という点でした。今年の12月頃には運用開始予定とのお話でしたが、平日に
区役所に行かなくてもコンビニで手続きできるというのは、誰にとっても魅力
的だと思います。
但しこういったメリットを享受するには、個人番号カードの申請書を申請し、
本人確認の為に市町村窓口で個人番号カードを受取る必要があるので、そこに
敷居の高さを感じたのも事実です。
ともあれ、実際に話をきくことでマイナンバー制度への関心が増したのも事実
なので、後は取得に向けて行動を起こすのみ、と感じました。
今回は介護・福祉から少し離れたテーマの研修でしたが、見聞を深めるという
意味で、いつもの研修とは違う学びが得られたと思っています。
月寒コスモス苑 生活相談員
編集後記:
趣味は読書と自負している相談員が、最近・過去に読んだお気に入りの一冊を
「私的な読書感想文」としてご紹介します。今回ご紹介する本は以下の本です。
『座らない!成果を出し続ける人の健康習慣』トム・ラス・著 新潮社
ビジネスパーソン向けと紹介されている本ですが、日常生活でも非常に参考に
なる点が多く、健康志向がある方なら誰でも興味深く読めると思います。
例えば表題の「座らない」ということについて、過度に「座る」(目安は1日6時間以上
)という行為自体が心臓病やがんなどの罹患リスクを高め「座り続けるのは喫煙よりも体
に悪い」とまで書かれています。
その他様々な不健康な生活習慣に対して、具体的にどう行動すれば改善するかに
ついて、「運動」「食事」「睡眠」面での実践的な処方箋が紹介されています。
私もこの本を読むようになってから、まずは仕事中でも自宅にいる時も、あえて何
か用事を作り、立ち上がる(座らない)時間を増やすように心がけています。
一見無駄?な動作が増えたように思えますが、小まめに身体を動かすことから、少し
ずつ健康因子を増やしたいと思っています。また、季節の変わり目で体調を崩しやすい
この時期、春バテ対策としてもお勧めです。
尚、著者のトム・ラス氏はニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー番付の1位となった処女作
『心のなかの幸福のバケツ』でも、ポジティブシンキングの有用性をわかりやすく説いており、
こちらもお勧めの1冊です。
以上、お気に入りの1冊(2冊?)のご紹介でした。次回はお気に入りの小説をご紹介
したいと思っています。