2階行事:敬老夏祭り(準備編)
9月13日(日)コスモス苑2階行事で敬老祭を実施しました。
例年であればコスモス苑全体で敬老祭を行いますが、今年は
コロナウイルスの影響で開催することが出来ず、各階で行事
を企画し実施することとしました。
元々2階では年間計画として8月に「夏祭り」を実施する予定
でしたが、時期をずらし9/13に敬老祭と合わせた「敬老夏祭
り」を実施することになりました。今回は「準備編」と「当
日編」の2回に分けて、2階介護主任がご報告します。
コロナ渦の中で外出もできず、ご家族様との面会も制限がある
中で、少しでも入居者様に楽しいひと時を過ごして頂く為に、
担当職員と綿密な打ち合わせを行い、約1カ月前より準備を始
めました。
まず初めに「祭り」=「屋台」という発想から、思い付きで屋台
を製作することにしました。本格的なDIYの経験がない為、設計
図を作成せず頭の中に完成形を思い浮かべながら製作を開始する
という、無鉄砲な挑戦の始まりです。
作り始めの内は木のカットとネジ打ちを楽しんでいましたが、完
成が近づくにつれ、ある不安が頭をよぎります。「これ、強度が
足りない・・・」。このことに気づいてしまってからは、楽しさ
が少しずつ消えていきました(汗)。
その後、強度を上げる為にホームセンターに何度も足を運ぶもの
の、モチベーションの低下は止まらず…。今思えばこの時期には、
作業のペースも作り始めた頃の半分以下になっていたと思います。
無情にも日々は過ぎていき、他の職員に頼んでいた看板・メニュー
のイラスト・催し物の輪投げや、千本引きが着々完成していく中、
ようやく完成したのは祭り当日の1週間前でした。
そこから、女性職員2名が中心となり作成した、素敵で購買意欲が
湧く様なメニューのイラストを取り付けることで「祭り」=「屋台」
の発想が一気に現実味を帯びていきます。仕上げに女性職員が暖簾を
作ってくれて、ここで無鉄砲な挑戦が終わりを告げました。
ここで思ったのは、私が作り始めたのはただの骨組みで、協力してく
れた職員がしっかりと肉付けをしてくれたことで、完成することが出来
たのだということです。イラストを描いてくれた職員、入居者様が遊び
やすいように大きな輪投げを作ってくれた職員、趣向を凝らし目で見て
楽しめる千本引きを作ってくれた職員…。私の思い付きに付き合ってく
れた職員皆に感謝の日々です(「敬老祭:当日編」に続きます)。
コスモス苑月寒 2階介護主任