今月の一冨士の日は‥‥
毎月恒例24日は『一冨士の日』です。
今月は『洋食メニュー』ということで、カニピラフ
、スープ、ミックスフライ、ミモザサラダ、フルーツ
という献立です。
カニピラフには豪華、かにのむき身が…‼!
(かにのむき身そっくりのカニカマ「香り箱」を使用)
カニをお皿のはじに寄せて召し上がっていた方に話を聞いて
みると『好きだから最後に食べようと思って…(笑)』と嬉し
そうに話して下さる方も…。
ここでひとつ、洋食についての豆知識★
洋食とは西洋からきた料理ですが、日本初の西洋料理店は1863年
に長崎で誕生しました。
当時は高級役人が外国人接待などで利用するくらいで、庶民にとって
は高嶺の花だったそうです。大衆向けの洋食店が登場したのは大正~
昭和前期頃。丁度入居者様が子供の頃でしょうか。当時日本で手に
入る食材を使い、日本人向けにアレンジが加えられ、今日の洋食が
定着したという事です。
食事の感想を聞きながら、皆さんに洋食の思い出も聞いてみました。
『若い頃、横浜のゴルフ場で厚いステーキを食べた事がある。見よう
見まねでナイフとフォークを使って食べた。』『昔、父親に連れられ
てレストランでオムライスを食べた記憶がある。』『お母さんは料理
上手だったが、家庭で洋食は出たことがなかった。』など…。
食事の思い出はそれぞれでしたが、昔を思い出しながら話して下さる姿
は皆さんとても嬉しそうでした。コスモス苑でも、皆さんの記憶に残る
ような食事を、今後も提供していきたいと思います。
デイサービスの利用者様からも『最近は出歩かなくなったから洋食を食べる
のは久しぶりだ。外食もお寿司など和食が多く、洋食を食べる機会は少なく
なった。』『いつもは残してしまうけど、美味しくて今日は全部食べたよ』
との感想を頂きました。
次回、5月24日(木)の一冨士の日は『あなごちらし』を予定しています。
お楽しみに☆
月寒コスモス苑 管理栄養士